インターネットの話
Added 2023-07-06 08:13:53 +0000 UTC・2011年
季節までは覚えていないが、はじめてポケモンでインターネット対戦というものをした 家にはWi-Fiの環境がなかったので百貨店のWi-Fiスポットのような場所でずっとDSと睨めっこをしていた記憶がある
始めてまともに育てたのはオノノクスで、当時は厳選も難しい世代だったので何とかASだけがVの陽気オノノクスにスカーフを持たせて逆鱗のボタンだけ押していた
相手のスカーフガブリアスにボコボコにされて初めてガブリアスというポケモンが強いらしいことを知った
冬頃になけなしのお小遣いでモンハン3gを買って年末年始はずっと1人でやっていた、今も暇さえあれば1人でサンブレイクをやっており、自分にとってゲームは1人でやるものだという認識はこの頃にできたのだと思う
・2012年 春〜秋
孵化乱数や色乱数をできるようになり、ポケモン対戦の知識も少しずつ増えていった、家でWi-Fiが使えるようになり、夏頃だったと思うが初めてポケモンの交換掲示板というものに手を出した
その後しばらく掲示板で交換しながら1人でネット対戦をやっていたが、チーム対戦掲示板というものがあることを知る
仲間同士で各々レート対戦をやりながら掲示板でポケモンやアニメの話をする場所で、そこが自分にとって初めてのインターネットだった
当時の自分は中学3年生で、今思えばネットリテラシーの欠片もないような言動ばかりだったと思うが、掲示板の人たちはとても良くしてくれていて、本当に居心地が良かった
・2012年 冬
受験勉強から逃避するように掲示板に入り浸っていた 掲示板では大抵午後9時頃に人が集まりだし、日付が変わる頃に解散するお決まりの流れがあったのだが、ある頃から解散前に「じゃあ後でツイッターで〜」というやり取りを見かけるようになった 自分がツイッターを知るきっかけだった
みんながやっていたからという理由で始めたツイッターだったが最初の頃こそあまり魅力は感じていなかった
しかし掲示板以外の人(全員ポケモン勢)と相互になっていくうちに、ツイッターが自分の居場所になっていった、ツイッターで知り合った人と仲良くなり、掲示板を使わなくなり、掲示板で知り合った人ともツイッターで話す機会が少しずつ減った(それでも仲間意識のようなものはずっとあり、たまにふぁぼやリプライを飛ばしあったりした)
・2013年
ツイッターで知り合って仲良くなった人は大学生が多く、今思えばよく高校生のガキをコミュニティに入れてくれたよなあと感じる 初めてオフ会にも行ったし、スカイプで毎晩遅くまでスイクンの努力値配分とか、まどかマギカの劇場版がヤバいとか、水ロトムの略し方がどうとかで延々どうでもいい言い合いをしたりした
秋頃、初めて同い年の人とネットで仲良くなり、そのうちの数人とは実際に会って遊んだりもした 同い年のポケモンをやっている友達というのは自分の中で特別感があり、他の人たちよりも親近感を持っていた
同い年の仲良くなった人とは今のアカウントでも繋がっており、もう滅多に話すことも会うこともないし、みんなポケモンなんてやらないけれど、タイムラインで見るだけでどこか安心する それにポケモンの新作発表や新情報が解禁されるたびにみんな「今でもポケモン対戦してますよ」みたいな顔でツイートをするし、自分もどちらかといえばそっち側なので、とにかく嬉しくなる ちなみに、もし今ポケモン対戦をやるならバサギリ始動のステロ展開で遊んでみたいです
総じて2013年の秋頃までが一番楽しかったように感じる 現実よりもネットの方が居心地が良いのもあったし、ポケモン勢はみんなアニメを見ていてツイッターでなら話ができたし(この頃はまだアニメオタクへの風当たりが強かった)、そもそも当時のポケモンBW2は、対戦環境自体が歴代のポケモンの中で最も完成されていた
今でもこの頃に戻りたいと少しだけ思う
多分、当時のツイッターは今よりもずっと閉鎖的で、同類同士だけがコミュニケーションを取れる場所だったからで、今こんなわがままを言っても仕方ないのはわかっているけれど、ツイッターは開かれすぎた
・2014年
自分は高校2年生で、部活もやっていたし、勉強もそこそこにやっていたし、最低限学校生活が充実していた、あまりインターネット一辺倒ではなくなっていたと思う ポケモンXYが出たのは2013年の秋頃だったと思うが、XY以降の対戦環境にあまり魅力を感じられずポケモンから離れてしまったというのも大きいと思う
・2015年
受験勉強のためにツイッターのアカウントを消した この頃から何となく物語を自分で作る側の人間への憧れが大きくなり始め、とにかく包括的に多くのことを学べる良い大学へ行きたかった
ツイッターを始めて今日に至るまでの中で、自分が最もインターネットから離れていた年だと思う
・2016年
大学に入ってからツイッターを再開したが、違和感を覚え始めたのはこの年の秋頃からだったと思う
特定のツイートに数千、数万のいいねがつくことが当たり前になったり、ツイッター全体でミームの共有が起こるようになり出していた(この頃はおちんちんランド開閉とかバジリスク絆だったと思う)
シンゴジラや君の名はなどの影響でいわゆる「アニメオタクはキモい」空気感が変わり出したのも影響していると思う、ツイッターが「自分のようなオタクの逃避場所」ではなく「みんなの場所」になってしまったと、自分の居場所がなくなってしまったと思った
・2017年以降〜
特筆することなし 他の多くの人がnoteとかで書いている通り
ツイッターが一番楽しかった2013年前後は1日に3桁以上ツイートする日もあるくらいツイッターで「オタク」をしていたが、この頃、特にぎどれのアカウントを作っては1日に二桁もツイートせずに終わることが多くなった
現実が何もうまく行かないからインターネットに、ツイッターに逃げ込んだのに、そこですら居場所がなくなってしまうのか、とここ数年ずっと嘆くような気持ちだったけれど、自分の孤独感を他人に押し付けるのは門違いであることもわかっている
叶うとは思っていなかった商業連載が実際に始まり、人生の半分を共にしたインターネットを題材にしているにも関わらず、どこか空虚な感覚があり、ネットとの距離の取り方もあの頃より曖昧になってしまった
本当はもっとポケモンの話で盛り上がったり、アニメの話で鼻息を荒くできればそれで十分なのかもしれない
というようなことを、先日氷菓を観返しながら考えていた
千反田える可愛すぎワロタ