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関ヶ原での思い出

昨日9/15は旧暦での関ヶ原合戦の日。

そこでふと、関ヶ原の体験談をまだお話していなかったと思い、せっかくなので書くことにしました。


私が大学生の頃、まだ個人サイト全盛期――当時は歴史ジャンルで創作活動をしていました。

あの頃は絵とか漫画が中心で、たまに長い話を小説に書くようなかんじでした。

SNSが主流ではなかった頃で、当時は個人サイトの管理人同士で繋がったり、メールフォームやお絵描きチャットで仲良しさんができていました。


あるとき、ちょうど関ヶ原祭りが近いということで、一緒にオフ会遠征旅行をしようということになり、連絡を密に取っていたメンバーの内、予定が合う6人で関ヶ原に行くことになりました。

お泊り組は祭りの前日入りで古戦場巡りをし、

日帰り組が2日目の朝に合流→全員で関ヶ原祭り参加という流れです。


私はお泊り組でしたが初めての関ヶ原なので、既に関ヶ原に行ったことのある方のブログなどを読んで事前に調べ物などをしていました。

そこで、一つの体験談を読みました。


宇喜田秀家陣跡を過ぎて山道を歩くと、黒い着物姿のセミロングの人が少し先を歩いていた。遠目では男か女かも分からない。

一本道だし、追い越すような距離の近さでもなかったのでペースを落とさずにそのまま歩いて行ったところ、行き止まりに面した。

目の前を歩いていた人はどこに行ったんだろうと思っていると、同行していた管理人さんのお姉さんが「あれって、落ち武者(の霊)だったんじゃない?」と小さく呟いた。


その記事を読んで初めて、そうか古戦場跡ってそういうこともあるのか……と思い至りました。

この体験談ですが、最初に読んだ記事以外でも、似たような体験を他の方の旅行記でいくつか目にしました。起こりやすいことなのかもしれません。

だけど実際現地ではなにも起きず、平和に跡地巡りを満喫してホテルに泊まりました。

お泊り組は私含めて4人で、私と相部屋になった方は社会人のお姉さんでした。前日まで仕事が忙しかったそうで、夕食を済ませて部屋に戻るとベッドに横になって気絶するように眠ってしまわれました。


私は部屋の照明を落として、スタンドライトとデスクライトの明かりだけ点けると、今日あったことを時系列に書き留めていきました。当時は史跡巡りをすると後日実録漫画にしてサイトにアップしていたので、忘れないようにメモだけ先に書くことにしたのです。

すると、ある武将のお墓参りをしたと書いたところで、突然スタンドライトの照明が落ちたのです。スタンドライトは紐で引っ張るタイプなので、普通はライトが勝手に消えるなんてことは無いはず。私はびっくりしたけれど、デスクライトの明かりでかろうじて光源はあったので、努めて冷静にスタンドライトの紐を引きました。

普通に明かりが点いて安心したけれど、続きを書き留めるのが怖くなって、隣の部屋に突撃してしばらく避難していました。

不穏な気配とかは一切感じなかったけど、なにかは起こった関ヶ原初日でした。


2日目の祭り当日に、日帰り組と合流して祭りが始まる前に石田三成陣跡に行ったのですが、その内2人が「なんか見られている」「背後が怖い」と言い始めて、早々に跡地の山を降りることにしました。

私は何も感じなかったのですが、なにかあるのだろうかと記憶の片隅に残りました。


それから数年後、SNSで仲良くなった歴史好きさんとオフ会したときに、彼女も関ヶ原に行ったというお話で盛り上がったのですが、「そういえば、石田三成陣地跡はやばかった」と言われ、当時オフ友が話していたように「複数の視線を感じた」ということを語られました。


同じ土地に行っても、それぞれ感じることや起きた現象がバラバラで、こういう体験は霊感云々というよりかは、「この人はこの場所で感じやすい(遭遇しやすい)」というラジオの周波数のようなものが、人によってあるのかもしれないと思いました。



ちなみに関ヶ原には古戦場跡だけでなく、鍾乳洞もあるのですが

ここは天然のクーラーのように真夏でも涼しくて、涼を感じたい旅行者にはおすすめの場所です。




天井は低めなので、頭を打たないように注意が必要。

中の水源にはニジマスも泳いでいて、自然を感じられます。



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