ここ最近、落ち着いた環境で自分のペースでオリジナル小説を考えたり書いたりしているうちに、少しずつ二次創作についても前向きになれて、前のジャンルとは違うけれどまた二次創作でホラーも書いてみようかなと思うようになりました。
Twitterでは最近その話題ばかりなので、フォロワーさんにはご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、考えているうちの一つは『原神』というゲームの二次創作です。ちゃんねるではなく、地の文のある普通の小説で書こうと思っています。
『原神』プレイしていない方にざっくり説明すると、「テイワット大陸」に七つの国が存在しているという世界観です。プレイヤーは「旅人」となって、この大陸を探索し、人々や人を超越した存在と関わり、事件を解決しながら、自分の生き別れの双子を探します。現在は三国までマップ化されているのですが、七国は実在の国がモデルとなっています。
ヨーロッパ風(ドイツ、ベルギー、オランダ文化中心)の「モンド」
中国モチーフの「璃月(リーユエ)」
日本モチーフの「稲妻」
以上が今出ている国で、この三国を舞台にホラー小説書きたいなぁと考えています。
ここで、以前他ゲームの二次創作でもトライしてみて苦戦したことが一つ。
外国を舞台としたホラーってなんなんだろう、ということです。
和ホラー、つまり「日本人が怖いと感じる現象」についてはある程度考察を進められているかなと思うのですが、ヨーロッパ文化や中国文化のホラーって何なのか、その風土で育っていない者からすると未知の世界なのです。
特に洋ホラーの真髄がなかなか理解できず、洋物のホラー映画を観ても、「怖いというよりビックリする」というのが個人的な感想です。
卓ゲ―に興味を持ったときに、クトゥルフ神話について少しネット上で調べてみたことがあるのですが、「狂う」という行動? 現象? については興味深いなと思いました。しかしながら、海外の人がタコやイカ状の異形生物(モンスター)に対して異様に怖がる感覚は、日本人の私にはあまり理解できない……足切ってバター醤油で焼いて食いて~って思ってしまう……という状態でした。
ところが最近、面白いサイトを偶然見つけ、ちょっとした恐怖体験を味わえました。
怖いサイトじゃないです↓
「The Deep Sea(深海)」https://neal.fun/deep-sea/
スクロールするだけで、どんどん画面が深度を増していき、その深度に住んでいる海洋生物のイラストが出てくる面白いサイトです。
かなり深海だと思っているところに意外な生物が生息していたりと、驚きもいっぱいでした。
ここの深海サイトで、やばいほどデカいイカの存在を知り、シンプルに戦慄きました。
COLOSSAL SQUID、和訳ではダイオウホウズキイカ。ダイオウイカの名前は聞いたことがあり、なんか大きいイカなんでしょ、くらいの認識でした。
このダイオウホウズキイカのイラストが、潜水艦レベルの大きさで表示されていたので、興味津々で実際の画像を検索してみたら、小型の船くらいの大きさのものもあって、海の中でこれと遭遇したら死を覚悟するレベル……と思いました。なんとなく、海外の方がイカやタコに抱いている恐怖を体験できたような気がします。
そういえば、サメ映画でも、深海で巨大イカに潜水艦を絞め壊されそうになる演出がありました。
そして我に返ってみて、「いや、こういう恐怖体験じゃなくて!」とセルフツッコミしました。あれはなんというか、生命レベルに訴えかける系の恐怖なので、私が思うホラーとはちょっと違うかと結論。
例えば、キリスト教圏の人にとっての悪魔や地獄の概念は、日本人が思うよりもずっと恐怖の対象であるという印象です。映画「エクソシスト」シリーズでは、トラウマレベルで怖い表現が多々あります。
ですが、書こうと思っている世界はあくまで「洋風」であってキリスト教の概念がない世界なので、ここを突き詰めても意味はない……。
こんな試行錯誤の末にいくつか思いついたネタは、結局のところ、いつも書いているような、遺物や違和感から謎解きしながらちょいちょい不思議なことが起きる甘口ホラーの洋風版になりそうです。カレー作ろうとして肉じゃがが爆誕しちゃう国民DNAが刻まれているので、踏襲・再現というよりは自己アレンジが向いているのでしょう。
海外の人が恐怖を感じそうな素材をテーマとしつつ、表現方法は読者である日本人向けにしたいと考えています。肉じゃがホラー大好き!
現段階で三国それぞれの簡易プロットはできているので、まずは書きやすそうな日本モチーフの稲妻を舞台に、久々の二次創作ホラーを楽しみたいなと思っています。
Twitterかpixivで公開予定ですので、もし興味を持っていただければ読んでいただけると嬉しいです。
しばらくの間二次創作から離れ、創作することに少し倦怠感を覚えるようになった時期もありましたが、FANBOXを続けていることで創作することから完全に離れることはありませんでした。一度でも筆を置いたら、もう一度手に取るまで時間を要するタイプだという自覚があり、長いオタク人生のなかで、社会人になったり転職したりと環境が変わるたびに創作活動から離れては数年かけて復活するの繰り返しでした。ですが今回そうならなかったのは、こうしてこの場で支援してくださる皆様のおかげだと心より感謝しております。
いつもありがとうございます。